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消費税の未来・セブンイレブンの隣にメガドンキがやって来た

 

東京23区内で初めてのメガドンキホーテが、板橋区志村に開店した。その隣にはコンビニのセブンイレブンが以前から営業している。

このブログでは、「益税なんて存在しないと思う理由をわかってほしい」というタイトルで、大規模店舗の隣に立地する小規模店舗の悲哀を述べた。

 

smarttax.hatenablog.com

 自動販売機を例にとり1月29日に書いたこの話は、ひとつの商品に対して供給が過剰になれば、販売価格も利益率も簡単に変動してしまう市場を描いた。

ドンキとセブンは双方ともに、零細、小規模とは言えない大企業だけに、簡単に自販機の例には当てはまらない。しかし双方店舗ともに売っている商品はほぼ重なる。

そこで今日のブログでは、一見劣勢に立ってしまったセブンイレブンを応援する立場から、事態の打開策案を勝手に考えてみたい。

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セブンイレブンとメガドンキ、売っている商品構成は似ているようだが、あきらかに異なる部分がある。

セブン銀行のATM。店舗に入ってすぐ利用できるコピーFAX、複合機。コンサートなどオンライン発券。公共料金などの支払い。新聞スタンド、雑誌、コンビニコミック売り場。そして本体価格100円で飲める挽きたてコーヒー。セブンブランドの食品、弁当。おにぎりの価格は高いが、税込80円台のドンキのおにぎりよりも種類も多い。同じおにぎりでもセブンには倍の価格の物もある。ただ忙しい中で昼食をほおばるためなら、ドンキおにぎりは、じゅうぶんに美味しい。どちらのおにぎりにも使われている食品添加物についての判断は、その食品を口にする本人に任せるほかはない。

4月1日に開店したメガドンキの営業時間は、朝9時から早朝5時までだ。もちろんセブンイレブンは24時間営業だ。この志村三丁目セブンイレブンには8台の駐車スペースがある。車を止めてすぐ目当ての朝食を買うこともできる。ドンキができる前から朝の時間にはレジに行列ができていた。そしてドンキオープン後の今でも、早朝の5時から朝9時まではセブンの独壇場である。

とは言っても、酒類飲料からスナック菓子、冷凍食品、日用品などドンキと商品構成上は、ほぼ重なってしまう。価格の面でもドンキの競争力はかなり強い。日中のセブンイレブンの客数は減っているのではないかとつい心配になってしまう。売り場面積と品揃え、価格いずれもセブンに勝ち目は無い。

そこで店舗面積が数十分の一のセブンイレブンが、巨大店舗の隣の立地という恵まれた状況を活かすことの出来る思いつきを、部外者の私が勝手に以下二つ、無責任な提案してみます。

イートイン主体の居心地よい空間の提供

 ひとつ目は、イートイン、デリカショップ、コーヒーショップとセブン銀行などの決済窓口、チケット・サービス、雑誌書籍販売を主力にする方法だ。ドンキには無いサービスで客を呼び寄せる。一般人の私の思いつくところはこの程度です。

セブンイレブン志村三丁目店の地形はL字型になっている。イートインのスペースを作るにはすべて建て替えて、二階建てにしないと難しい。実現性があるかどうかはまったくわかりません。駐車場をなくすわけにもいきません。

隣のドンキの客が心地よく過ごせるコーヒーショップ

ふたつ目は、ATMなどのコンビニ機能をのこしたままで、既存のコーヒーショップチェーンに営業してもらう方法です。スターバックスタリーズドトール、プロント、ベローチェなどなど。セブンの香り高いドリップコーヒーと競合する点に難点があります。でもドンキの従業員の方も休憩に来てくれるかもしれません。

ドンキ開店以降、目の前の環状八号線の歩道を往来する人の数は増えてはいますが、けっして波をうつほどの人数ではありません。大企業のご商売に、私が心配などする立場ではありませんが、目の前に展開する市場の原理が気になって書いてみました。

セブンイレブンに限らずコンビニは、近くて便利なサービスが取り柄です。近隣の住人たちもセブンを応援していると思います。そしてこれほど大きな建物を建て物販を志すメガドンキホーテ自体のご商売も応援しています。